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インプラント最大の魅力は、天然の歯に限りなく近い咬み心地

インプラント最大の魅力は、天然の歯に限りなく近い咬み心地

"歯を失ってしまってよく咬むことができない"と悩んでいる方はいませんか?そんな方にお勧めなのが、インプラント治療です。インプラントの最大魅力は、限りなく天然の歯に近い咬み心地です。

このページでは、"インプラントってなに?""聞いたことはあるけど、もっと知りたい!"という方のために、インプラントのメリット・デメリットなどについて少しご紹介します。

インプラント治療は、安全ですか?
インプラントのメリットは?
インプラントのデメリットは?
インプラントの治療期間はどれくらいですか?
治療が終われば歯医者さんに行かなくてもいいの?
インプラントはどれくらいもちますか?

 

インプラント治療は、安全ですか?

はい、インプラントは安全・安心な治療法です。

インプラントは身体に害のないチタンでできています
インプラント治療は、安全ですか?チタンは骨とくっつく(結合する:オッセオインテグレーション※)性質があり、また生体親和性がよく為害性のない身体にやさしい安全な材料です。整形外科でも骨折の治療などに使われています。現在、主流のインプラントもチタンで作られていますので、安心です。

徹底した衛生管理下で治療をおこないます
歯の治療は清潔な環境のもとで滅菌・消毒した器材を用いておこないますが、とくにインプラントの治療は使い切りの器材を多用するなど、徹底した衛生管理下でおこないます。

正確な診断と綿密な治療計画を立て、慎重に治療をおこないます
インプラントの治療はまず正確な診断と綿密な治療計画を立て、それに基づいて慎重に手術をおこないます。また、内科的な理由でより注意を要する場合は、かかりつけの医師と綿密な連携をとり、麻酔科医による全身状態のモニタリング下で手術をおこないますので、安心してください。
 

インプラントのメリットは?

インプラントのメリットは?インプラント最大のメリットは、なんといっても自分の歯と同じ感覚で食べたりしゃべったりできること。ここではインプラントの魅力を少しまとめてみます。

◆よく咬むことができます。インプラントは直接あごの骨に植えられますから、自分の歯に近い感覚で咬むことができます。

◆入れ歯やブリッジに比べて、見た目が自然で発音もしやすくなります(審美的でしゃべりやすい)

◆隣の健康な歯を削らずにすみますから、残っている自分の歯の寿命を延ばすことができます。

◆咬んだときに、残っている歯にかかる力の負担を小さくしてくれます。

◆形が天然の歯に似ているので、入れ歯やブリッジに比べてお口のお掃除がしやすくなります。 

インプラントのデメリットは?

インプラントのデメリットは?限りなく天然の歯に近いインプラント治療ですが、当然ながらデメリットも存在します。

◆インプラント治療は健康保険の適応ではありません。治療には専門的な知識、技術が必要であり、さらに通常よりも精度の高いかぶせ物や上質の材料が必要となります。

また、インプラント手術は、衛生管理の面で安全性を徹底するために使い切りの器材を使用します。以上のことから、インプラントの治療費は比較的高額になります。

◆治療期間が他の治療に比べて長くかかります。治療期間は最短でおおよそ4か月から半年ほどで、インプラントの本数が多い場合や骨を増やす処理もおこなう場合などでは、一年以上になることがあります。

◆外科的な治療(手術)が必要になります。しかし、最近のインプラントの治療は患者さまの身体に負担をかけずにできるようになっているので、ご安心ください。 

インプラントの治療期間はどれくらいですか?

インプラントの治療期間はどれくらいですか?最短でおよそ4か月から半年ほどで、その間1~3週間ごとにご通院いただくことになります。

インプラントの治療期間は、インプラントを入れる場所が上あごか下あごかなどで差がありますが、最短ではおおよそ4か月から半年ほどになります。その間は、だいたい一週間~3週間ごとにご通院いただくというケースが一般的です。

ただし、あごの骨の量が少ないために骨を造る手術が必要であったり、残っている歯が歯周病にかかっているため治療が必要な場合などは、半年から一年程度治療期間が長くなります。

治療の流れについて詳しく知る
 

治療が終われば歯医者さんに行かなくてもいいの?

治療が終われば歯医者さんに行かなくてもいいの?インプラントを長く使っていただくためには、メインテナンスがとても重要ですので、定期的に通院ください。

インプラントを入れる手術をスタートとすると、インプラントの上にかぶせ物(人口の歯)を装着した時点がまず最初のゴールと言えましょう。そして同時に、ここからがインプラントを長く使っていただくための新たなスタートとなります。

なぜなら、インプラントを長持ちさせるためには、患者さま自身による毎日のお手入れと、専門家(歯科医師や衛生士)による定期的なメインテンスが必要不可欠だからです。

歯をなくした原因を振り返ってみよう歯をなくした原因を振り返ってみよう

ここで、歯をなくされた原因を振り返ってみてください。多くの方は、毎日のお口のお手入れが不十分だったため、虫歯や歯周病になって歯をなくされたのではないでしょうか。

インプラントが入ったからといって、お口のお掃除が不十分なままだったら、まただめになってしまう可能性が高いでしょう。

ですから、インプラントを長持ちさせるためには、お口の中のお手入れを毎日きちんとおこない、さらに定期的に専門家のチェックを受けて、ケアしていくことが大切なのです。

インプラントのメインテナンスは、自動車の車検のようなものです。

メインテナンスでは、インプラントの部分がばい菌(歯周病)に感染しないように専門的な方法でお口のなかをきれいにしたり、磨き残しがなくなるように練習していただいたり、インプラントにあまり強い力がかかり過ぎないようにチェックします。

自動車の車検のようなものだとかんがえてください。定期的なメインテナンスで、インプラントを長持ちさせることができるのです。 

インプラントはどれくらいもちますか?

適切な治療を受ければ、インプラントは通常10数年以上もつことが一般的です。

現在の骨と結合させる方式のインプラントは、スウェーデンのブローネマルク博士によって1965年に初めて臨床応用されました。このインプラントは、その後約40年、患者さまがお亡くなりになるまで機能していました。

そして、現在広く使われているインプラントは骨としっかりくっつく純チタン製ですので、生着率(※)も飛躍的に向上しています。下の表はインプラントの生着率の臨床報告です。5年または10年経過した時点で95%以上の生着率がほとんどです。このように、適切な治療を受ければインプラントが長くもつことは、証明されているのです。

※生着率とは、インプラントが体になじんで本来の動きをする割合とお考えください。

インプラントの生着率
報告者観察本数観察年時生着率
Henri(1996)74本5年経過時96.6%
T.Wilson(1998)105本5年経過時98.1%
Priest(1999)116本5年経過時97.4%
Scholandr(1999)259本10年経過時98.5%
Schelle(1999)104本5年経過時95.9%
(2000年日本歯科補綴学会誌より改変引用)


しかし、お口のお手入れのでき具合などによって、インプラントがもつ期間は変わってきます。

インプラントそのものはチタンでできているので、むし歯になることはありませんが、毎日のお口のお手入れがきちんとできていないと、天然の歯と同じようにインプラントの周りに炎症が起きて、インプラントの除去に至る場合もあります。

つまり、お口のお手入れのでき具合によって、インプラントのもつ期間が変わってくるのです。

また、喫煙の有無もインプラントがもつ期間に関係します。非喫煙者のほうが喫煙者よりもインプラントが長持ちするといわれます。

さらに、咬む力もインプラントがもつ期間に影響してきます。あごの筋肉が発達して咬む力の強い人、歯ぎしり・くいしばしのある人は、インプラントが壊れることもまれにあります。これを防止するために「ナイトガード」といわれるマウスピースを夜間つけていただくことがあります。 

すぐにインプラントができますか?

お口の中に何も問題がなければ、すぐにインプラント手術をこなうことも可能ですが、歯周病があればその治療が優先されます。

現在、40歳以上の日本人がかなりの割合で歯周病にかかっているというデータ(※)があります。歯周病を治さずにインプラント手術をすると、インプラントが歯周病菌にいつもさらされることにより骨とくっつきにくくなることが報告されています。したがって、インプラント治療の前に歯周病の治療を徹底しておこなっておくことが、インプラント治療を成功させるために非常に大切なのです。

また、歯周病により歯を失って、上下の歯の咬み合わせがずれてしまっていることがあります。このような場合は、歯周病の治療とともに咬み合わせを整えてからインプラント手術をおこなうことになります。

なお、歯周病で歯を失った部分の骨は吸収されて減っていますので、インプラントを入れるのに十分な骨がない場合には、手術の前に骨を増やす処理が必要となることもあります。

10年後も安心して噛めるように。"土台"づくりを大切に

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