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2013年10月23日

歯科用CTを導入しました

歯科用CT当院は歯科用CTを導入しています。このCT装置は、歯やあごの骨を立体的に細かく診断できるだけではなく、従来の歯科用CTではできなかった骨質(骨の硬さ)の診断を正確にすることができる装置です。

従来のレントゲンとの違い ~立体で把握~
従来のレントゲンでは2次元の平面画像しか得られません。
一方、歯科用CTを用いると3次元の立体画像が得られるので、平面画像ではわからなかった歯やあごの骨の詳細な立体構造や神経の位置などを精度高く把握することができ、より適切な診断・治療が可能になります。

従来のパノラマレントゲン
歯科用CT
2次元の平面画像のみ
歯科用CT
歯科用CT
立体で把握

一般的な歯科用CTとの違い
歯科用CT1.正確に骨質(骨の硬さ)を把握
一般的な歯科用CTは歯やあごの骨を立体的に把握することはできるものの、骨質(我々はCT値と呼びます)について正確に把握することはできません。
一方で、当院の歯科用CTは骨質(CT値)を正確に計測できるため、骨質を事前に把握しておくことが重要であるインプラント治療に特に有効です。一般的な歯科用CTでは骨質(CT値)を計測することはできません。

2.金属の影響を除去
口の中は体の他の部分とは違い、ほとんどの患者様には歯の詰め物や被せものとして金属があります。金属はX線を通しにくいため、その影響で一般的な歯科用CTでは周りの骨の状態が把握できないことが非常に多くあります。
当院の最新の歯科用CTは金属の影響を除去するプログラムソフトを搭載していますので、他のCTでは金属の影で映らない部分の骨でも非常に正確に診断することができます。

歯科用CT
一般的な歯科用CTを利用した場合、十分な診断が出来ず、CTによる被ばくは患者様にとって結果として無駄な被ばくとなってしまいます。当院の歯科用CTであれば正確な診断につなげる事ができます。

インプラント治療がより安全・確実に
歯科用CTインプラント治療はあごの骨の中にインプラントを埋める治療で、あごの骨がどういう形態になっているか?神経はどの位置にあるか?隣り合う歯との関係性はどうか?などを把握するために立体的に診ることが欠かせません。
そういった立体的な把握に加え、骨質(硬さ)もわかる当院の歯科用CTは他のどの歯科用CTよりもインプラント治療に最適であるといえます。

さらに安全なインプラント治療の実現
~インプラント手術支援システムとの連携~

■診断・治療計画
歯科用CT
撮影したCTデータをインプラントシミュレーションソフトに取り込み、患者さま毎のあごの骨の硬さや形、神経の位置などをより詳細に確認しながら、診断することが可能です。
歯科用CT
■手術
歯科用CT
手術の際には診断した結果をもとにインプラントを精度高く埋入できるようサポートする手術支援器具を作製します。
より安心・安全な手術を実現するとともに手術時間を短縮し、患者さまの負担も軽減します。
歯科用CT

患者様に負担の少ない撮影 ~わずか20秒~
CT撮影というと大掛かりな撮影を想像されるかもしれませんが当院の歯科用CTは短時間(20秒程度)で撮影が完了します。もちろん痛みも何もありません。

患者様に優しい低被ばく
CT撮影には被ばくが伴いますが当院の歯科用CTは低被ばくを実現した装置です。医科用CT装置の15分の1程度の被ばくで安心してご撮影いただけます。

被爆について.png

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